sobre la futilidad de los deseos humanos

好きなものを好きなときに、日々の記録。夫と2人暮らし。旅と服とエンタメが好きです。

つわりのキロク

 

9ヶ月以上放置していた間に、仕事繁忙期→妊娠発覚→つわり地獄といった怒涛の日々を過ごしていました。今は臨月を迎え出産へ向けての助走期間的な感じになってきたので、辛くて堪らなかったつわりの日々について忘備録として残そうと思います。

わたしは元々かなり車酔いしやすく少しでもコンディションが悪いときに電車に乗ったらすぐ気持ち悪くなるタイプだし、お酒は好きだけど弱いのでこちらも酔ってすぐ気持ち悪くなったりしてたので、「気持ち悪さ」には耐性があると思ってたけど甘かったわね…。つわりはそんなものじゃなかった。

 

つわりの始まり

検査薬を使う前から微熱と倦怠感はあったけどその頃はまだ気持ち悪さはなかった。病院へ行き妊娠確定してすぐ、つまり6wの始めから気持ち悪さが開始。最初はなんとなーく気持ち悪いのが続く感じで、あとは倦怠感、微熱がある時の身体のだるさと熱さ。この頃はまだかろうじて会社に行けてたけど、7wに入る頃にはつわりの威力が増し出社は無理と判断、在宅勤務で仕事をさせてもらうことに。

そこからつわりは日に日にレベルアップ、一番辛かったのは8〜11wくらいかなあ。食べないと気持ち悪い、でも気持ち悪いから食べたくないし食べられるものが思いつかない、かろうじて食べても食べるタイミングを間違ったり食べるものを間違ったら吐く。上手くいけば食べてるときは少し楽になるけどその後すぐまたしんどくなる。身体のバグ感がすごい。

匂いづわりもあって、食べ物の匂いはもちろん冷蔵庫、洗剤、シャンプー、夫の匂いまで無理になった。冷蔵庫を開けるときは息を止めてたし、ボディーソープやシャンプーの匂いと湯気が充満するお風呂なんてもう最悪。でもどうしてもお風呂に入らないと寝れない性格だから毎回お風呂上がりはグロッキー、サッパリはするけどお風呂上がりが一日で一番体調が悪くなる時間だったな…。

「つわり いつ終わる」「つわり ピーク いつ」で毎日毎日検索してはつわり期間の長さに絶望し、産むまでつわりが続くという人を見かけて泣きそうになったり。仕事も行けない、家事もできない、体調ずっと悪くてご飯も美味しくない、こんな環境でメンタルやられないほうが無理だよねえ。

そんな中希望が見えてきたのは13wくらい。ピーク時の気持ち悪さを10とすると、13wには3くらいになってた。ずっと在宅だった仕事も少しずつ出社できるようになって、スーパーとかも行けるようになり精神的にも少し楽になった。でもまだ気持ち悪さは常にあるから、出社した日は帰宅後屍のようになってたし、スーパーも匂いで結構やられてた。その後も(今に至るまで)スッキリ!爽快!という感じではなく、食後はうっすら気持ち悪くなるしげっぷも多くて不快だけど、やっぱり安定期に入ってからはだいぶ体調が安定した気がする。

 

つわり中食べられたもの

とにかく食べられるものを食べられるタイミングで。昨日いけたものが今日はいけない、みたいなことばっかりだったので夫には苦労をかけました。そんな中でも割とコンスタントに食べられたものは

•フルーツ

→りんご、みかん、メロン、スイカ、パイナップルなど。りんごやみかんは丸々買ってきてもらって、そのほかはカットフルーツを買ってきてもらうことが多かった。つわり中で一年分のフルーツ食べたと思う。わたしは梅雨辺りにつわりだったからまだ出回ってなかったけど、梨があれば最高だっただろうな…と思う。

•冷凍フルーツ

→まあこれもフルーツなんだけど、大量買いして冷凍庫にストックできて食べたいときにいつでも食べられるというのは精神衛生上よかったなと。わたしがよく食べていたのは、マンゴー、パイナップル、いちご、キウイ。ぶどうもあったけど皮の感じがちょっとダメだった。

•ヨーグルト

→一日二個くらい食べてた、四連パックのやつとオイコスを一つずつ。四連のほうは寝る前に食べることが多くて、そうしたらベッドに入ってから寝付くまでの気持ち悪さが楽になる気がしてほぼ毎日食べてたかな。オイコスは一個でかなり満足感があるから、朝起きてすぐ食べて気持ち悪さ軽減みたいな感じで食べてた。普段はあんまヨーグルト食べないんだけど、つわり中はかなり助けられました。

•水

→最初のほうは普通の水が無理な気がして炭酸水を飲んでいたけど、途中から炭酸水が無理になって水にしたら以外といけた。でもぬるいのは無理だったので、500のペットボトルを凍らせてそれを溶かしながら飲んでた、そしたらずっとキンキンに冷えたものが飲めるので。つわり中は水分補給がなかなか難しくなるので、水が飲めたことはかなりラッキーだったと思う。

無性に食べたくなったものシリーズとしては、カステラ、じゃがりこハッシュドポテトマクドナルドのチキンナゲット、ナポリタンとか。これらは食べたいタイミング以外は想像しただけでも気持ち悪い、みたいな感じだったので食べたいと思った瞬間に家に無いと無理だった。無理ゲーすぎる。

 

初期はまだ人に妊娠を伝えることができないから主に夫につわりの辛さをひたすら訴えていたんだけど、夫はよく動いてくれた。食べたいと言ったものを買いに行って、家事も全てこなしてくれた。運良く夫の仕事の繁忙期が重ならなかったので在宅勤務をしている日も多く、家で1人で過ごす時間が少なかったのはだいぶ救われた。妊娠中の夫の言動は一生忘れないとよく言うけれど、いい意味で一生忘れないと思う。

 

今は出産を間近に控え恐怖心はかなりあるけど、とにかく子が元気に産まれてきてくれることを祈る毎日です。