sobre la futilidad de los deseos humanos

好きなものを好きなときに、日々の記録。夫と2人暮らし。旅と服とエンタメが好きです。

アンダルシアの街、グラナダのススメ 新婚旅行のキロク#5

 

foca.hatenablog.jp

 こちらの続き。

 

バルセロナからグラナダ

数年前、留学で1年ほどグラナダに住んでいた。だからどうしても夫にグラナダを案内したくて、半ば無理やり日程に組み込みました。バルセロナからLCCのvueling航空を使い1時間半ほど、の予定だったのだけど…私たちの便で使用予定だった機材が使えなくなってしまい、6時間ほど遅延。しかも目的地のグラナダ空港は夜中閉まってしまうとかで、飛行機は近くのマラガ空港に到着、その後バスで2時間ほどかけてグラナダへ移動するというなんともハードな移動に。結果グラナダのホテルにたどり着いたのは朝方4時頃、この移動でかなり体力を奪われてしまった…。

泊まったホテルはここ

goo.gl

立地第一で選びました。清潔だったし内装も今っぽいカジュアルな感じで、1Fにお洒落なカフェが入っていたりしていてよかった。早朝4時にたどり着いた我々を快く迎え入れてくれて、ありがたかったです。

 

大好きな朝食メニューとアルハンブラ宮殿

翌日はお昼前からアルハンブラ宮殿を予約していたので、10時ごろには起床して活動開始。今回グラナダではホテルの朝食を付けなかった。というのも、グラナダで生活していたときに大好きな朝食メニューがあって、それをカフェで食べたかったのです。いつも行っていたお店があったのだけどそこまで行く時間がなかったので、その辺で見つけたカフェにてtostada con tomateとcafé con leche。

f:id:foca113:20200711092230j:image

トーストの上にすり潰したトマト、オリーブオイル、塩をぱらっとかけたもの。なんてことないレシピなんだけど、これがすごく美味しくて大好き。あとは定番のカフェラテ。

朝食を取ったあとはアルハンブラ宮殿へ。バスもあるけど、歩いても(ヌエバ広場から)15〜20分ほどなので私たちは歩いて行きました。歩いて行く場合は坂道をひたすら上がっていく感じなので、歩きやすい靴のほうがいいと思う。アルハンブラ宮殿は行くのが3回目だったので正直そこまで気合いは入ってなかったのだけど、やっぱりすごい。細かい彫刻が狂気の沙汰ではない。職人のなせる技よ…

f:id:foca113:20200711092539j:image
f:id:foca113:20200711092417j:image
f:id:foca113:20200711092413j:image

f:id:foca113:20200711092616j:image

タイルもすごく凝ってて可愛い。

f:id:foca113:20200711092706j:image
f:id:foca113:20200711092711j:image
f:id:foca113:20200711092701j:image

めちゃくちゃ広いので、全部をのんびり見て回ると余裕で半日はかかります。あと、アルハンブラ宮殿はすごく人気でチケットを取れなかった…という話もちらほら聞くので、もし行く場合は早めにチケットを押さえてしまうことをお勧めします。

 

グラナダ街歩き

アルハンブラ宮殿のあとは住んでいたアパート周辺や学校周辺をお散歩。観光というよりは、ここでよくこれ買ってて〜とか、この道を通って通学してて〜、とか、ただただわたしの思い出紹介になってしまっていた。でもいいの、これがしたくてグラナダに来たから。

カテドラルの近くにお茶やスパイスを量り売りしているお店があるのでそこでお茶を買ったり

goo.gl

目を付けていたお店でグラナダの器を買ったり

goo.gl

 チュロスを食べに行ったり

f:id:foca113:20200711092813j:image

g.page

あと、今回は真冬だったので閉まっていて行けなかったのだけど、このアイス屋さんがすごく好きだった。夏はいつも大混雑していた思い出。

goo.gl

留学していたのはもう何年も前なのでかなり街並みが変わっていてびっくりした。住んでいたアパートも何かの会社の事務所になっていたり。それでもやっぱり今回行ったようなお気に入りのお店はちゃんと残っていたし、街の雰囲気ももちろんあの頃のままで、楽しかった日々をしっかり思い出しました。

 

グラナダのバル事情

グラナダに行ったら絶対にしてほしいのがバル巡り。飲み物一杯につきタパスが1皿無料で付くのだけど、お店によって個性があるので いろんなお店を巡ってお気に入りを見つけるのが楽しい。ビール一杯3~5ユーロくらいなので、数杯飲んでタパスを食べればもう立派な夕食。もちろん別途料理を頼むこともできるので、それぞれ自分に合う使い方ができます。この旅ではわたしが好きだったお店を3件巡りました。

 

●Bar La Riviera

食べかけの写真しかなかった…。

f:id:foca113:20200711092859j:image

goo.gl

カジュアルな雰囲気のお店で、何種類もの中から付いてくるタパスを選ぶことができます。種類もめっちゃある。いつも混みあってて活気のある楽しいお店。タパスもしっかり美味しい。

 

●Restaurante Bar León

goo.gl

ここはバーエリアとレストランエリアに分かれている。レストランエリアでゆっくり食べるのもおすすめ。

 

●Bar los diamantes

f:id:foca113:20200925231357j:image

goo.gl

ここはグラナダで一番有名なバルかもしれない。魚介のタパスが美味しい!いつ行っても人でいっぱいなので、待つ可能性はかなり高い、でもおすすめ。

 

冒頭で話した通り到着が遅れた為に夜の街に繰り出せたのは1回だけだったけど、夫とふたり楽しく飲んで食べることができました。日本内でもお出かけや外出に気を使わないといけなくなってしまったこのご時世、たった半年ほど前の旅行の記憶がすごく輝いたものに思える。もしまたスペインに行く機会があれば、必ずまた戻ってくるだろうな、と思ったグラナダ滞在でした。

 

グラナダのあとは、今回の旅のメインと位置付けていたドイツはミュンヘンへ向かいます。クリスマスマーケット!!